ビットコインが高騰してから久しく時間がたっています。少ない金額から投資できるとはいえ以前よりは確かに投資のハードルが下がってしまっているのはたしかではないでしょうか。
しかしビットコインFXを利用すればより大きな利益を得られるので、知っていても損はしないはず。
そこでこの記事ではビットコインFXに関するポイントを解説したいと思います。
目次でササッとチェック
ビットコインにもFXがある。短期売買いわゆる短期トレードで利益を出す事は出来るか?
ビットコインを取引する・・・というとユーザー間の現物取引を思い浮かべる人が多いと思います。
しかし、FXのようにレバレッジをかけた取引も可能なんです。
中でも1日や数日間という中に売買を繰り返す短期トレードをしている人や、為替FXなどのビットコインFXに向いているといえるかも知れません。
短期トレードで利益を出すポイントはたくさんありその人にあった方法を選択する必要がありますが、
基本的には現物取引と同じで「安いときに買って高いときに売る」ということです。
ちなみにこの「安いときに買って高く売る」ということをロングポジション、「高いときに売って安く買い戻す」ということをショートポジションと呼びます。
また、ほかにも売りポジション・買いポジションなどと表記する場合もあります。
テクニカル分析を利用してチャートの動きを分析してたり、経済的な要素を要因に分析するファンダメンタル分析など・・・多様な方法がありますよ。
もっと簡単でわかり安いものだと、大物投資家や経済界の予想を元に取引したりニュースや大きなイベントなどを参考にしてチャートを呼んで分析するというやり方もありますし、それぞれの分析の方法を合わせているなんてやり方で取引している人もたくさんいます。
投資というのはマネーゲームの側面を持っているため、人気の銘柄でもごく短期間で大きな乱高下を繰り返すので自分で買った値段から大幅に下がると動揺して売ってしまうことがよくあります。
このように価格が動いたことが原因で保有している銘柄を手放してしまうことを「動揺売り」や「狼狽売り」などといいます。
しかし短期間で利益を出すのが目的の場合、反動が起きて高騰するケースが多いためこのように大幅に下落した時は実は買い増しておくチャンスなんです。
ビットコインFXはどうしても怖いと思っている方へ。追証のない取引所を使用しよう
追証(おいしょう)とは取引のポジションを維持するための維持証拠金を元本が下回ったときに追加で投入しなければいけない資金のことを言います。
取引の途中で資金を追加しなければいけない手間がかかったり、トレードがうまくいかなかった場合は投資した元本の損失が出るかもしれません。
そのためビットコインFXにまだ慣れていない場合や、取引にかかるコストを抑えたい場合には追証なしの取引所を選ぶとスムーズに取引できるようになるかもしれませんね。
実際にビットコインFXの出来る取引所と手数料一覧。追証のあるなしでも比較
レバレッジをかけたFX取引ができる取引所はどんなところがあるのでしょうか?複数の要素を比較してみました。
※この記事ではビットコインを使って行うレバレッジをかけた取引や信用取引、仮想通貨FXをわかりやすいようにビットコインFXと総称しています。
取引所 | レバレッジ | レバレッジ取引手数料 | 追証 |
コインチェック | 5倍 | 0.04%~0.05% | あり 維持率80%以下 |
ビットフライヤー | 15倍 | 無料 | あり 維持率80%以下 |
ザイフ | 7.77倍 | 0.039% | なし |
GMOコイン | 25倍 | 無料 | なし ※実質あり |
ビットポイント | 25倍 | 0.035% | あり 維持率120%以下 |
みんなのビットコイン | 25倍 | 0.25% | なし |
QUOINEX | 25倍 | 0.25% | なし |
DMM.Bitcoin | 5倍 | 無料 | なし |
ビットバンクトレード | 20倍 | 0.04% | なし |
国内の主要な仮想通貨取引所を比較してみましたが、いかがでしょうか。
意外と追証がない取引所が多いのが驚きですね。
しかし例外としてGMOコインは公式サイトで「追証なし」と表記されているものの、「証拠金に損失が発生した場合は、不足分を請求します」といった内容の注意書きがされているので実質追証がありますので取引する前に注意してください。
また、
レバレッジ取引を行うために取引しなくても1日に1回朝7時ごろにポジションをセットしているときにはスワップポイントという手数料が必要な場合がほとんどなので、あらかじめ気をつけてくださいね。
追証がない方が安全という事は分かったけど、追証がないと負けたらどうなるの?
レバレッジをかけた取引の場合、取引所や証券会社が追証がないとスムーズに取引ができるという点から人気があるという話をしましたが、証拠金が少ないということは負けた場合の損失額が大きくなってしまいます。
特に日本でFXを行っている場合は損失が借金になってしまって投資家への金銭的負担が増えてしまうというケースも多くあります。
そんな事態を避けるため、多くの取引所では「ロスカット」と呼ばれる強制決済処置がとられる場合もあります。
レバレッジをかけて新規注文を出した状態で含み損が、定められたレベルを超えると損失がそれ以上増えないように強制決済をして取引が終了します。
ロスカットされる割合は取引所によってかなり幅があります。
ほんの一例ではありますが、ロスカットされにくいのはビットバンクトレード(証拠金維持率20%)、ザイフ(証拠金維持率30%)などがあげられます。
コインチェックとビットフライヤーは証拠金維持率50%を下回ったらロスカットされるように定められています。
GMOコインは利用者がかけるレバレッジの割合で変化します。
かけるレバレッジが高かければ高いほどロスカットされる証拠金維持率は高くなります。
レバレッジは最大何倍までかけられる取引所があるの?
先ほどの表で国内大手の取引所のレバレッジを比較しましたが、国内でかけられる最大のレバレッジは現在のところ25倍となっています。
少ないところだとコインチェックの5倍などもありますが、レバレッジが低ければ悪い・高ければいいというわけではありません。
むしろレバレッジ取引を始めたばかりの人や感覚を身に着けたい人には、無茶して不相応に高い倍率で取引して損失を増やすということを未然に防ぐことができるのでメリットとして考えられる場合もあります。
もちろんココで勝負したい!というときには高いレバレッジがかけられる取引所を利用するのもいいと思います。
日本はこれでも世界的に見てもレバレッジの倍率が低い国として知られています。
香港のBitMEXでは最大100倍、ビットコインFXのXMではなんと最大888倍のレバレッジがかけられるようになっています。
タイミングをつかめば大きな利益を手に入れることができそうですよね、取引をはじめたばかりの時やチャートに大きな動きがなさそうなときは国内の取引所・高い確立で値上がりを見せそうな場合は海外で灰レバレッジ取引・・・と使い分けをしてもいいかもしれませんね。
ちなみにスプレッドが広い時にはどうすればいい?
スプレッドというのは投資において価格差という意味で使われます。
取引手数料のほかに購入価格と売却価格には価格差が存在するので、実質的な手数料として扱われています。
このスプレッドの価格が多い場合「スプレッドが広い」価格が低い場合は「スプレッドが狭い」と表現されます。
取引を行う上ではもちろんスプレッドが狭い取引所がいいのですが、取引量やコインの流通量によって大きく変わるので変動が多いのが特徴です。
スプレッドは上記のように目安として調べることはできますが、詳しい金額は実際に購入したときに確認することが必要です。
買ったコインをそのまま売ってしまってはスプレッドの分損してしまう(さらに利益確定すると所得税が掛かるので必要なコストが増えます。)
海外のビットコインFXは危険なの?日本の方が安全?
海外の取引所と一口に言っても、運営している会社によってセキュリティ対策は千差万別です。
そのため、登録する前に取引所の公式サイトに書いてあるセキュリティ対策を確認しておくことをおすすめします。
もし外国語で分かりづらい場合は、Google Chromeなどの翻訳メニューを使うと分かりやすくなりますよ。
また、外国の取引所が危険と言い切れない点に「ゼロカット」方式を取り入れているところが多いことが挙げられます。
ゼロカットとはたとえ取引で損失が出ても、証拠金以上の請求がされないシステムです。
FXなどの取引でよく用いられていましたが、仮想通貨取引が広まった現在ではビットコインFXでもロスカットが導入されているところもどんどん増えてきました。
しかし、国内の取引所ではあまりゼロカット方式はあまり一般的ではありません。
投資家の損失を守るという観点から考えると、海外の取引所でレバレッジをかけた取引を利用した方がいい場合もあります。
一方でコインチェックやビットフライヤーは、仮想通貨盗難補償サービスなども提供していたり、ハッキングの被害も国際的に見て少ないことが多いため取引所自体の安全性としては日本の取引所に軍配があがるかもしれません。
私が考えるビットコインFXで勝つ為のコツを公開
個人的に考えるビットコインFXのコツとしては、購入するタイミングではないでしょうか。
先ほども触れましたが、急激に価格が下落した時のタイミングは実は買い時と言えます。
もちろんそのまま下落する可能性も無いとは言えませんが、人気の銘柄であれば資金力のある投資グループが介入していることが多いためしばらくたった後価格が回復することが多いからです。
業界の有名人が悪い発言をした・大手取引所で大きなトラブルがあった…など値下がりに直結しそうなニュースが入ったら効率的に狙ってる銘柄を増やせるチャンスかもしれません。
自分の資本がなくなるかもしれない!と思うと、焦って売ってしまう気持ちもわかりますが、そんな時こそ冷静な判断をすることが投資で勝つポイントだと思います。