2017年は仮想通貨取引を行う人が急激に増え、「億り人」と呼ばれる億万長者も続出しました。
それほどまでは行かなくても、取引によって利益を得たという人も多いのではないでしょうか?この記事では気になる仮想通貨を換金する方法を開設したいと思います。
目次でササッとチェック
仮想通貨アルトコインやビットコインって現金【日本円】やドルに換金できるの?
仮想通貨取引をしたことのない人の中では「電子マネーのように元に戻せないんじゃないの?」とか「仮想通貨を買ったら仮想通貨が使えるお店を探さなきゃいけないんじゃないの?」と思う人が多くいると思います。
しかしそれは間違いです。仮想通貨は外貨取引や不動産・貴金属投資のように、所持している銘柄を利益確定売りをしたら日本円に換金することができます。もしも海外に住んでいたり、海外の口座を持っていれば海外の取引所を使えばユーロやドルに換えることも可能です。
一般的に大きな規模で使われているのは仮想通貨取引所での換金かと思います。これは次の項で詳しく開設させていただきます。
こちらでご紹介したいのは次の2つの方法です。
・仮想通貨ATM
コンビニや駅などには各銀行のATMが設置されているので、いつでも簡単に必要な分だけお金を降ろすことができますよね。
それと同じようにいつでも気軽にビットコインやアルトコインを換金できるATMがあるんです。
事前に仮想通貨のウォレットを持っておく必要がありますが、簡単に日本円→ビットコイン、ビットコイン→日本円の両替ができるんですよ。
アメリカ・カナダなどの北米大陸にはすでに何千台という規模で設置されていますが、日本ではまだまだ普及が進んでいません。
しかし沖電気工業株式会社が新興国向けに仮想通貨ATMを輸出したり、2018年3月からはガイアエクスチェンジが日本国内にATMの設置を始めるなどこれから私たちの生活に身近になってくると見られます。
・仮想通貨両替商サービス
ビットコインと現金をその場で交換してくれるのが、両替商サービスです。
ユーザーが持っているビットコインなどを両替商のアカウントに送金して、両替商が取引所のアカウントを作成して現金化するという仕組みです。
普通に取引所を利用するよりも時間と手数料はかかりますが、日本円を現金手渡ししてくれるので海外から旅行で来た人などが多く利用しているそうです。
かつては中国やアフリカなど、自国の通貨の持ち出しに厳しい国の人たちからよく利用されています。
取引所でビットコインや仮想通貨を現金に換金する方法を大解説
日本で暮らしている私たちにもっとも身近な方法が、仮想通貨取引所を使って日本円に換金する方法ではないでしょうか?
取引所とは、仮想通貨を仮想通貨を売りたい人と買いたい人を仲介させる機関のことです。
元々仮想通貨を所持していなくても、取引所の口座に日本円を入金すれば自分のほしい仮想通貨の銘柄を購入することができます。
購入の方法は、取引所が所持している通貨を購入する販売所形式と、ユーザー同士で売買取引する取引所形式があります。
その時の状況によって異なりますが、一般的に販売所は手数料がかかるため割高だと言われています。しかし、すぐにほしい分の量を購入することができるという利点もあるのでTPOに合わせて使い分けする人もたくさんいますよ。
コインチェックで現金に換金する方法。手数料も解説
コインチェックは13種類と国内最多の通貨取り扱い種類を誇っており、取引画面もわかりやすく見やすいので初心者でも利用しやすいと評判を集めています。
出金したい場合も操作は簡単で、メニューから「日本円を出金する」をクリックします。
そうすると事前に登録した振り込み先の口座情報が表示されるので、間違いがなければ「この口座に振り込む」をクリックします。
もし他の口座に振り込みしたい場合はその下にある「新しい口座を登録する」から、登録を行いましょう。
次の画面に移ったら出金可能額が表示されるので、入力フォームから任意の金額を入力します。
そのまま「出金申請をする」を押せば1~2営業日で口座に入金されます。
さらに急ぎの場合は確認フォームの「高速出金を有効にする」にチェックを入れればその日中、早ければ数分後に口座に反映されます。
出金手数料は通常出金の場合 400円、高速出金の場合 756円が必要です。
zaif で現金に換金する方法。手数料は意外と安い?
アルトコインの現物取引ができたり、仮想通貨の積み立てが行えるというユニークなサービスで人気のZaif取引所です。オリジナルのトークンを利用できたり運営元のテックビューロがICOを開催していることでも知られています。
日本円で利益確定売りを行ったら、メニュー→入出金→日本円出金から設定できます。
事前に登録していた銀行口座に指定して出金申請すれば1~2営業日に振り込まれますよ。
ザイフの場合は出金する金額によって手数料が異なります。
50万円未満の場合は350円、50万円以上を振り込む場合は756円が必要です。
ビットフライヤーで現金に換金する方法。手数料のことも頭にいれよう
ビットフライヤーの場合は販売所と取引所の両方で現金化の手続きが行えます。
販売所の場合は「ビットコイン販売所」ページに移動して、任意の数量を入力し金額を確認して「コインを売る」をクリックすれば簡単に売却できます。
ビットフライヤーは売却時の銘柄のレートが表示されるので、価格に納得して手続きを行えるのがうれしいですよね。
ビットコインの他にもイーサリアムも販売所で売買できますよ。
取引所形式で売買を行う場合はbitFlyerLightningをクリックして、専用画面から金額を入力して売り注文を出します。
無事に取引が成立したら「入出金メニュー」から「ご出金額」と書かれている文字の下にある入力欄に任意の金額を入力し、「日本円を出金する」をクリックすれば申請完了です。
1~2営業日以内に指定した口座に入金されますよ。
手数料は、三井住友銀行の口座の場合 216円・432円、それ以外の銀行の場合540円・756円かかります。
海外の取引口座で現金に換金するにはどうする?binanceの場合と手数料
最近では取り扱い通貨の種類が多かったり、手数料が安かったりするなどのメリットがあるので海外の取引所を利用している人も多くいるかと思います。
その中でも最近人気があるのが中国のbinance(バイナンス)です。
バイナンスはビットコインの分裂コインをいち早く配布したり、手数料も0.1%ととても安いという特徴があります。
日本語対応している取引所なので国内からもユーザーが集まっており、ビットコインやアルトコイン取引が盛んにおこなわれているんですよ。
しかし、海外の取引所の大半がそうであるようにバイナンスも日本円入出金に対応していません。
そのため、バイナンスを利用する前に日本の仮想通貨取引所に登録しておくといいでしょう。
利益確定売りをしたら上のメニューバーから「資産」→「預金の引き出し」の順で選択して送金したい銘柄を選択します。
任意の数量と送金先のウォレットアドレスを入力します。このとき選択した通貨が間違っていないか気を付けましょう。
入力内容に間違いがなければ「提出する」をクリックすれば出金完了です。
送金手数料は通貨によって異なりますが、ビットコインの場合0.0005BTC・イーサリアムの場合は0.005ETH・ライトコインの場合0.001LTCほどかかります。
むやみやたらにビットコインや仮想通貨を現金にすると税金がかかる
2017年に行われた法改正によって、仮想通貨取引によって得られた利益は雑所得に分類されて所得税の課税対象となりました。
課税されるタイミングは利益確定売りした瞬間と定義されているので、明確なプランなしに短期で売買を行うと余計に税金がかかるかもしれません