目次でササッとチェック

仮想通貨の種類は増え続けてる。現在何種類の仮想通貨がある?

未来を変える通貨と呼ばれるビットコイン。

そのビットコインを始めとした仮想通貨(暗号通貨)は、現在では世界中で約1000種類、そしてまだ公には広く知られていないものも合わせると、1500種類以上のコインが存在しているようです。

仮想通貨市場は去年2017年に入ってからというもの、ビットコインを始め全体的に飛躍的勢いを増していきました。

このように仮想通貨市場が活気付いた理由としては、あくまで投機的に買われたのがほとんどでそれが加熱しすぎたに過ぎないという見方がある一方で、仮想通貨そのものに利用価値があるという事が理由として少なからずあるからだとも言われています。

ビットコインの高騰ぶりに関してはバブルであると言うようによく指摘されていますが、今ではビットコインの性能をも凌ぐような非常に利用価値の高いと思われる通貨も沢山存在していたりしますし、ビットコイン自体も分裂したりそのもの自体がバージョンアップされる予定だったりします。

こうした仮想通貨の間での競争は日々激しくなっており、それにつれてより良いものが生み出されようとしている事などから、仮想通貨市場は今後更に成長していくであろうという事が大いに期待されています。

そしてその将来性を見据えて、今のうちにビットコインを始め様々なアルトコインを購入していこうという流れも急速に広まっています。

しかし実際に仮想通貨の可能性を信じて今のうちに早く購入しておきたいという場合、通貨の種類が1500種類以上あるので、まずどういった通貨を購入すべきなのか悩ましいところです。

この時の通貨選びの判断基準としては、主に仮想通貨内での時価総額ランキングで上位のものや、現在価格でなるべく安いもの、短期間で一気に高騰することが見込めるような供給量の多いもの(ただし安定はしない)が良かったりします。

手堅く選びたいのであれば、とりあえず国内取引所で取り扱われているものでれば大体信用できるので、特に初めて仮想通貨を購入するような場合であれば、まずその中から買いたいものを絞っていくのが無難です。

1500以上の仮想通貨。日本で購入出来る仮想通貨は現状何種類?

日本で購入できる仮想通貨としては、現在では14種類程度存在しており、具体的な通貨としては以下のようなものが挙げられます。

・Bitcoin (ビットコイン)

・Ethereum (イーサリアム)

・Bitcoin Cash (ビットコインキャッシュ)

・Ripple (リップル)

・Litecoin(ライトコイン)

・DASH(ダッシュ)

・Monero(モネロ)

・NEM(ネム)

・Ether Classic(イーサリアムクラシック)

・Lisk(リスク)

・Zcash(ジーキャッシュ)

・MONAcoin(モナコイン)

・Factom(ファクトム)

・COMSA(コムサ)

これらは国内仮想通貨取引所である「coincheck(コインチェック)」「bitflyer(ビットフライヤー)」「Zaif(ザイフ)」といった所で購入することが出来ます。

以下ではこれら国内で購入可能な14種類の仮想通貨を始め、独自トークン(通貨)のものなど注目すべき通貨について解説していきたいと思います。

ビットコイン。その将来性と特徴を大解説。

概要

時価総額 309404億円(1位)
発行枚数 21000000枚
主な特徴・機能 基軸通貨
購入可能な取引所 基軸通貨のためほぼ全ての取引所で購入可能

ビットコインの特徴

ビットコインは仮想通貨を代表する基軸通貨で、国内外を問わずどの取引所においても、アルトコインの決済として使うことが出来ます。

2017年においては著しく価格が高騰し、現在における時価総額ではダントツトップの通貨です。

ビットコインの主な仕組みとしてはP2Pネットワークにより、管理主体が不要で取引できることから手数料も安く、そして取引はブロックチェーンとして記録され、ここにプルーフ・オブ・ワークと呼ばれるシステムが導入されることで、データの改ざんや消滅を防ぐ事が可能になります。

ビットコインの将来性

ビットコインの価値は運営や管理元の信頼度に依存するという事もなく、国際送金時に多くの手数料がかかるという事もありません。

なので自国の通貨の信頼性があまりない国では、ビットコインの需要は高く、特に中国やキプロスといった国で盛んに購入され、今年に入ってからは特に目立った値上がりが見受けられました。

そして現在では約200万円程度にまで上がり、国内においても取引所のテレビCMが流されたりしてその認知度も更に上がっていきました。

このように今非常に勢いのあるビットコインですが、その反面様々な問題を抱えているのも現状です。

中でも問題点として大きなものが「スケーラビリティ問題」というものです。

この問題はビットコインのブロックサイズが1MBしかない事から、トランザクション(処理)が追い付かなくなり、送金するのに時間がかかってしまうというものです。

これによって取引所では送金手数料が引き上げられるといった事が起こりました。

またビットコインでは「51%攻撃(アタック)」と呼ばれている問題も抱えています。

51%攻撃(アタック)というのは、ネットワーク全体の採掘速度の51%以上を支配して、取引の改ざんなどの不正を働くというものです。

この51%攻撃に関してはブロックチェーンの仕組み上からほぼ不可能になっていますが、マイニング報酬が貰えなくなる2040年には、一部のマイナーグループが51%の割合を占めてしまうという可能性も考えられるので、この時期を迎えれば本格的にこの危機に晒される事になります。

更に現在では送金速度などを始め様々な面においてビットコインよりも優れた性能を持つアルトコインも出てきています。

つまりビットコインの進展具合によっては、いずれ他のアルトコインに追い抜かれるという事も予想されるので、しばらくはまだ価格の上昇が見込まれてはいるものの、2年後か早くても今年中でバブルが崩れるのではないかとも懸念されています。

イーサリアム。安定性の高いアルトコイン。

概要

時価総額 119954億円(2位)
発行枚数 未定(上限は一応ある予定)
主な特徴・機能 分散型アプリケーションプラットフォーム

スマートコントラクト

購入可能な取引所 ほぼ全ての取引所

イーサリアムの特徴

ビットコインと同様にイーサリアムもブロックチェーンで作られたものですが、イーサリアムの場合はビットコインよりも送金速度が速く、「分散型アプリケーションプラットフォーム」や「スマートコントラクト」機能により拡張性が更に広がっています。

分散型アプリケーションプラットフォーム

イーサリアムは仮想通貨というよりも、ネットワーク上で実行する分散型アプリケーションのプラットフォームとして存在しています。

これにより独自トークンを作ることでき、イーサリアムクラシックやオーガやOmiseGOなど現在では100種類以上のトークンが出されています。

スマートコントラクト

スマートコントラクトは、ある特定の条件を設定しておき、その条件が満たされれば自動的に契約執行を行ってくれるというような機能です。

通常契約を行うとなると、契約書類の作成・保管や仲介者などを必要としますが、このスマートコントラクトではそれらを全てイーサリアムのブロックチェーン上で行う事が出来るので、無駄な労力やコストが一切省かれます。

またこの契約条件や内容は様々な形で設定する事が可能で、仮想通貨の取引から金や石油といった商品、保険、賃貸契約、ビジネスの売買などあらゆる契約を実行させることが出来ます。

イーサリアムの将来性

イーサリアムは上記のような機能に加えて、プルーフ・オブ・ステークという承認アルゴリズムを採用しており、これによってビットコインでのプルーフ・オブ・ワークの問題点であった電気代や利害関係による問題を解消させています。

つまりイーサリアムはビットコインに比べて送金スピードが早いうえに、決済としての利用用途以外にも様々な拡張性がある事から、2017年はビットコインの年であったとされるのに対し、2018年はこのイーサリアムの年になるだろうと言われています。

リップル。銀行とのネットワークに使用される未来のあるコイン

概要

時価総額 108131億円(3位)
発行枚数 1000億(XRP)
主な特徴・機能 Rippleコンセンサス
購入可能な取引所 コインチェック(販売所)

ビットバンク(取引所)

GMOコイン(販売所)

リップルの特徴

リップルは2013年の9月に公開された仮想通貨で、カナダ人のRyan Fuggerらによって開発され、Googleからの出資を受けている事でも知られています。

これは厳密にいえば仮想通貨というよりも、仮想通貨など金融商品の決済・送金システムの事を言い表しています。

またビットコインなど他の仮想通貨のように非中央集権というのではなく、明確な運営元(リップル・ラボ社)というものがあるのが特徴です。

リップルの強みはコンセンサスシステムなどにより、わずか5秒という送金速度の速さや、送金にかかる手数料がほぼ無料になる事から、特に国際送金でその真価を発揮します。

更にリップルはメジャーなものからマイナーなものまで、あらゆる通貨と交換することが出来ることから、ブリッジ通貨としても機能します。

リップルの将来性

リップルは中央集権型であり、発行主であるリップル社がまだ流通していなくて保有しているリップル617億枚を全て市場に流した場合、供給過多になる事から価格が著しく下落してしまうような事も考えられます。

しかし2017年の5月にリップル社から、550億枚のリップルをロックアップ(売却禁止)すると発表したことにより、このような心配も解消されることになりました。

現在ではその送金機能から、日本を含め世界中の大手銀行が続々とリップルシステムを採用しており、世界の中の上位50行のうち15行はリップルネットワークとの連携を表明していると言われています。

今後も利便性の面からリップルネットワークに参加する銀行が増えていく事により、リップルが本格的に普及していけば更に価格も上がっていく事が期待されます。

リップルに関しては現在価格が安いので買いやすいうえにポテンシャルが高いので、仮想通貨の投資を行うのであれば非常に今オススメの通貨であると言われています。

モナコイン。投げ銭が魅力的。今後の上昇はありうる?

概要

時価総額 626億円(74位)
発行枚数 1億512万(MONA)
主な特徴・機能 投げ銭
購入可能な取引所 ビットフライヤー(販売所)

ザイフ(取引所)

モナコインの特徴

モナコインは匿名掲示板2ch(現5ch)発祥の仮想通貨で「モナ―」とよばれるキャラクターをモチーフにしています。

ライトコインをベースに開発され、世界で初めて処理速度を向上させる「Segwit」という技術の実装に成功した通貨です。

これによりビットコインの約6倍ものスピードで取引を処理することが可能になっています。

一見すると遊びの延長で作られたようなコインに思われますが、機能的には優れているんですね。

また基本的に仮想通貨は今の時点では投機的な目的で買われているケースが多いですが、モナコインの場合は様々なサービスで実用されています。

例えばワードプレスのブログにモナコインを投げ銭できる「Monage」、ツイッター上でモナコインを投げ銭出来る「tipmona」、イラストや漫画などが売買できるマーケットサイト「Monappy」といったサービスや、PCショップ・メイドカフェなどで使用することが出来ます。

更にモナコインの特徴として言えるのが、ファンが国内最大級に多いという事で、こうしたファンによりモナコインのプロモーションなどが盛んに行われています。

モナコインの将来性

モナコインは今後ビットフライヤーやザイフ以外で取引所(コインチェックやGMOコイン、今後開設予定のSBIバーチャルカレンシーなど)で上場される可能性が高いです。

また熱狂的なファン達によるプロモーション活動もモナコインとって確実にプラスになってくると思われるので、これにより相場と共に国内の認知度、ひいては日本のサブカルも十分受け入れられている海外の認知度も高まっていく可能性も十分あるのではないでしょうか。

イーサリアムクラシック。利便性が高いコイン。今現在の評価は過小評価?

概要

時価総額 3986億円(20位)
発行枚数 未定(上限は一応ある予定)
主な特徴・機能 スマートコントラクト
購入可能な取引所 コインチェック(販売所)

ビットフライヤー(販売所)

イーサリアムクラシックの特徴

イーサリアムクラシックは、元々DAOというイーサリアムを使用して開発された仮想通貨がハッキングを受けたことによる対策として作られたものです。

この時ハードフォークによりハッキングを受ける前の状態にさせたのがイーサリアムであるのに対し

、盗まれた資金を凍結させるためソフトフォークによって生み出されたものがこのイーサリアムクラシックです。

この両者では同じ様にスマートコントラクト機能がありますが、イーサリアムでは拡張性がある一方で、このイーサリアムクラシックでは拡張性は制限させる代わりにセキュリティや安定性を向上させているのが特徴です。

イーサリアムクラシックの将来性

イーサリアムクラシックはイーサリアムに比べて拡張性が制限されているとはいえ、セキュリティが強固なものになっておりスマートコントラクト機能が使えて、非中央集権を理念とする層から支持されています。

今後また新たな機能が実装されるなりすれば利用価値も高まっていくものだと思われるので、これからの開発に注目していきたいところです。

ちなみにイーサリアムクラシックはイーサリアムと細かくその特徴は違えどほとんど同じようなもので、イーサリアムの価格が変動すれば、イーサリアムクラシックの方でもその影響を受け逆もまた然りです。

なのでイーサリアムクラシックの動向を追う場合は、イーサリアムの値動きも参考にしていくと良いかもしれません。

リスク。あのマイクロソフトがバックアップ

概要

時価総額 3564億円(20位)
発行枚数 111,745,265 枚(LSK)
主な特徴・機能 スマートコントラクト
購入可能な取引所 コインチェック(販売所)

リスクの特徴

リスクはイーサリアムと同様に、自動で契約の実行・契約の保存が可能なスマートコントラクト機能が実装されています。

ただしリスクの場合はイーサリアムとは違い、メインチェーンとは別にサイドチェーンと呼ばれるブロックチェーンがあるのが特徴です。

これによりハッキングなどのトラブル時にも容易に対応できる他、処理能力を向上させることも出来るようになっています。

またイーサリアムではプログラミング言語がSolidityという難しいもので、開発に参加するにしても敷居が高いですが、リスクの場合はプログラミング言語がJavascriptと一般的なものなので開発に参加しやすくなっています。

リスクの将来性

リスクは基本性能が優れているうえに、その仕組みから今後更に大きな改革が行われていくとされています。

ちなみにあのマイクロソフトから14000BTCと多額の投資を受けていたりすることから、将来的にも非常に期待できるのではないでしょうか。

ビットコインキャッシュ。ビットコイン以上の送金速度!期待出来る?

概要

時価総額 44,594億円(4位)
発行枚数 2100万枚
主な特徴・機能 ビットコインよりも優れた決済機能
購入可能な取引所 ほぼすべての取引所

ビットコインキャッシュの特徴

ビットコインキャッシュはビットコインから分裂した仮想通貨です。

基本的な仕組みは似たようなものになりますが、ビットコインキャッシュの方はブロックサイズ(データ処理内容)がビットコインの8倍である8MBにまで拡張され、これによってビットコインに比べても取引スピードが早くなり、送金手詰まりに伴う手数料の高騰といった問題点も改善されるようになりました。

ビットコインキャッシュの将来性

ビットコインキャッシュは、今後ハードフォークされる予定であったり、2019年にはブロックサイズを16MBにまで拡張される予定だったりするので、こうしたことが価格が上昇していくための大きな好材料となり得るでしょう。

そして今年2018年では去年にビットコインが目立った高騰ぶりを見せたように、ビットコインキャッシュが今後市場を賑わせていくであろうと予測されています。

モネロ。匿名コインがドンドン上昇する。その理由とは?

概要

時価総額 6494億円
発行枚数 1840万枚(XMR)
主な特徴・機能 CryptoNight(匿名取引)
購入可能な取引所 コインチェック(販売所)

モネロの特徴

モネロは2014年4月に公開された仮想通貨で、「CryptoNight」と呼ばれる匿名性に特化したアルゴリズムが採用されています。

これによりビットコインのように第三者に取引記録が公開されるということなく、匿名で取引することが出来ます。

また決済スピードもビットコインの5倍の速さ(約2分)で行うことができますが、拡張性が高くなく使い道も限られてくるのがネックです。

ちなみにマイニングに関しては家庭用パソコンのCPUでもできるので、比較的簡単に始めることが出来ます。

モネロの将来性

モネロは匿名で取引出来るという点で需要がありますが、一方では麻薬の密売など闇取引に使われたりするような可能性がある事から、国によって規制を受けるような事も懸念されます。

今後は金融庁に認められれば、コインチェックの大手取引所でも続々上場される可能性も高く、そうなってくれば価格も更に上昇していくであろうと予測されます。

zcash 取り扱いが少ない匿名コイン。その将来とは

概要

時価総額 2141億円
発行枚数 2100万枚(ZEC)
主な特徴・機能 ゼロ知識証明(匿名取引)
購入可能な取引所 コインチェック(販売所)

zcashの特徴

zcashは「ゼロ知識証明」と呼ばれる匿名技術により、匿名で取引を行うことが出来ます。

また送金スピードは2分半とビットコインの約4倍程度の速さであり、ブロックサイズも2MBである事からビットコインに比べても送金の手詰まりを起こしにくいです。

尚zcashの匿名性は取引履歴を匿名化させることはもちろん、アドレスや送金金額までも匿名化させることが出来るので、他のメジャーな匿名系通貨であるモネロやダッシュコインの中でも一番匿名性は高いとされています。

zcashの将来性

zcashの「ゼロ知識証明」は優れた匿名技術であることから、世界的大手銀行であるJPモルガンと提携したり、イーサイアムにもこの技術が組み込まれる予定です。

今後この匿名技術が他にも使われるようになれば、zcash自体の認知度も上がり、これを持つ人も増える事で更に価格も上昇していく事が期待できるでしょう。

しかしzcashは匿名通貨のため、マネーロンダリングなどで不正に利用されているという現状から、規制される可能性も十分に考えられるので注意が必要です。

ファクトム。大手の取引所に上場と噂の高いコイン

概要

時価総額 606億円(65位)
発行枚数 なし
主な特徴・機能 データの管理・更新・証明
購入可能な取引所 コインチェック(販売所)

ファクトムの特徴

ファクトムは厳密には仮想通貨ではなくプロジェクト名であり、通貨の名称としては「Factoid(ファクトイド)」といった呼び方をされています。

これを使用することにより、文書や契約書などあらゆる電子データを記録・管理させ、第三者を必要とせずそれらデータの存在を証明してくれます。

こうしたデータはビットコインのブロックチェーン上に記録されるのですが、登録されたデータは直接ビットコインのブロックチェーン上には記録されず、ファクトム独自のブロックチェーンを使って情報を整理して暗号化させてから、一つの取引情報としてビットコインのブロックチェーン上に記されます。

このことからビットコインよりも大量のデータをスピーディーに登録・保存させることができ、そしてこれらは改ざんなどをされることなく安全に行われるのです。

しかも直接ビットコインのブロックチェーン上に記録されないので、マイナーへの手数料が発生しない分低コストで利用する事が出来ます。

ファクトムの将来性

ファクトムはその特徴から、機密事項を低コストで尚且つ安全に管理させるのに大いに役に立ちます。

なので今後主に企業によって導入されていく可能性が大いに見込まれており、これが取り入れられれば取り入れられるほど、その価値も上がっていくと考えられます。

またファクトムは大手の取引所に上場すると噂されており、もしこれが本当であれば上場に合わせて価格も高騰していく事が予想されます。

オーガ。上昇理由はリップルとの間違い?

概要

時価総額 1155億円(41位)
発行枚数 1100万枚(Rep)
主な特徴・機能 分散型未来予想(ギャンブル)
購入可能な取引所 コインチェック(販売所)

オーガの特徴

オーガはイーサリアムのスマートコントラクト機能を利用した分散型未来予想で、簡単に言うと胴元がいないフェアな予想市場(競馬などのギャンブル)を作ることが出来るというものです。

この時の予想としては、例えば「明日の天気はどうなるのか」といったことなど様々なことに対して賭けをすることができ、その賭けに対する予想が的中すれば報酬を貰うことが出来ます。

賭け事は誰でも作れ、誰でも参加する事ができ、オッズ算出・賭け金預かり・事実認定・配当といった、本来ブックメーカーが担う役割をすべて自動でオーガが実行します。

これにより運営にかかるコストを大幅に抑えることができて、不正が働く事もありません。

ちなみにオーガは通貨単位がREPであり、国内で唯一購入可能なコインチェックでは、となりにリップルがある事から、この両者を取り違えるような事も多々あるので、実際にリップルかオーガを購入する際は注意が必要です。

オーガの将来性

上記のような特徴から、オーガの仕組みは保険業界と似ており、保険業界にオーガを適用させることで人件費など管理コストが大幅に削減されたりする事から、この業界に革命を起こすものだと言われています。

また保険業界以外にも様々な応用が利くことから、将来的にも利用価値が高まっていく可能性がある仮想通貨の一つとして挙げられます。

ネム。アプリやゲームで使用される可能性の高い利便性の高いコイン

概要

時価総額 14,239億円(7位)
発行枚数 90億(XEM)
主な特徴・機能 POLなど
購入可能な取引所 コインチェック(販売所)

ザイフ(取引所)

ネムの特徴

ネムは独自のブロックチェーンで開発された技術で、これをプラットフォームとした仮想通貨がゼム(XEM)になります。

ネムはまずコンセンサスアルゴリズムに「プルーフ・オブ・インポータンス(POL)」を採用しているのが特徴的です。

これはビットコインのようなPOWのように、マイニングにおいて富のあるものほど有利になるという事なく、ユーザーの重要度を優先させる事でお金がなくても平等に報酬を受け取りやすいというアルゴリズムです。

また分散型アプリケーションプラットフォームにより、自分で独自にトークン(通貨)を簡単に作成出来たり、「アポティーユ」と呼ばれるツールにより、遺書や著作権など役場を介さずに公正証書を発行出来るというようにファクトムのような機能としても使うことが出来たりします。

ネムの将来性

ネムは今後カタパルトが実装されることによって、送金速度が大幅に上がったり、アグリゲートトランザクションにより複数の取引を第三者を介さずに安い手数料でまとめて取引出来たり、イーサリアムのようなスマートコントラクトが取り入れられたりする予定です。

これが実装されることにより、現在の仮想通貨の中では機能の面で言うとほぼ右に出るものはなくなると思われるので、恐らくその分利用価値も高まります。

また実際にゲームにも使われていたり、使用人口が非常に多い中国版LINEと呼ばれる「WeChat」でネムが使えるアプリの開発が予定されていたりします。

こうしたアプリなどで広く使われるようになれば、更に躍進していく事になるでしょう。

ちなみにネムは現在では安く買えるコインでありながら、このように大変可能性・将来性があるので、非常に期待されています。

ライトコイン。コインとしての性能はかなり高い。将来性の高いコイン

概要

時価総額 14,246億円(6位)
発行枚数 8400万枚(LTC)
主な特徴・機能 アトミックスワップ
購入可能な取引所 コインチェック(販売所)

ビットフライヤー(販売所)

ビットバンク(取引所)

GMOコイン(販売所)

ライトコインの特徴

ライトコインはビットコインにおける銀とも言われている仮想通貨です。

具体的にはビットコインのソースに改良を加えたもので、セグウィットを実装しており、ビットコインに比べて決済スピードが4倍ほど早いというように、実用性に重きを置いています。

また「アトミックスワップ」という取引が可能で、これにより異なる種類の仮想通貨を取引所を介さずに交換することが出来ます。

ライトコインの将来性

ライトコインは取引速度が速いものの、そのせいでセキュリティに問題がある事が懸念されていますが、性能としてはビットコインよりは高いです。

現在はビットコインよりも使えるお店が少ないという事が難点ですが、今後決済として使えるサービスやお店が増えていけば、発行枚数的にビットコイン程高騰は期待できないものの、確実に価格が上昇していくと考えられるでしょう。

ザイフトークン。ザイフで使用出来るトークン。まだまだ伸びる可能性あり

概要

時価総額 100億円
発行枚数 90億枚
主な特徴・機能 COMSAのトークンセールで利用可能
購入可能な取引所 ザイフ(取引所)

ザイフトークンの特徴

ザイフトークンは取引所であるザイフでのみ購入できる通貨で、COMSA(後述記載)のトークンセールで利用する事が出来ます。

ザイフトークンの将来性

現在ではCOMSAトークンの購入以外ではこれといった使い道がありませんが、運営会社の利益のため今後使用用途も広がってくる可能性があると思われるので、その分将来的にも期待できるのではないでしょうか。

comsa明るい未来が見えるcomsa を応援しよう

概要

時価総額 約100億円以上
発行枚数 2億1904万2298枚(CMS)
主な特徴・機能 企業のICO導入をサポート
購入可能な取引所 ザイフ(取引所)

COMSAの特徴

コムサは国内大手取引所である「ザイフ」やプライベートチェーン「mijin」の運営を行っているテックビューロ社により発足したもので、ICO(仮想通貨による資金調達)を行う企業をサポートするという目的で作られたプロジェクトです。

サポート内容はテックビューロ社の持ち前の強みを生かして、トークン作成における技術サポートや、Zaif取引所でのマーケット提供、他言語のホワイトペッパーの作成などといったものです。

COMSAの将来性

COMSAはその需要の高さから現在までで約100億円以上の資金調達を行っており、更に今後も様々な企業においても誘致が行われていく予定です。

また国内取引所においては現在ザイフでしか上場しておらず、ザイフ以外の他の取引所にも上場していけば、価格の上昇も見込めるのではないでしょうか。

ペペキャッシュ。海外のモナコイン?ファンの多いコイン

概要

時価総額 約20億円以上
発行枚数 701884009枚(PEPECASH)
主な特徴・機能 トレーディングカード

(レアペペカードのコレクション・作成)

購入可能な取引所 ザイフ(取引所)

ペペキャッシュの特徴

ペペキャッシュはカウンターパーティーと呼ばれるプラットフォームで作られたトークン(通貨)で、海外の有名掲示板が発祥である事から海外版のモナコインとも呼ばれています。

ペペキャッシュはビットコインなどのように決済として使えるというのではありませんが、海外では人気である「ペペ」をモチーフとしたアートを兼ねたトレーディングカードです。

このカードはレアペペカードと呼ばれ、ファンの間で高価な値段で取引されています。

また自分で自らカードを作る事も可能で、作ったカードは運が良ければとんでもない高価な値段で取引されることも考えられます。

尚これら希少なカードはすべてブロックチェーン上で管理されることから、複製されたり変えられたりすることもなく、価値を保ち続けることが出来ます。

ペペキャッシュの将来性

ペペキャッシュは日本でいうモナコインと同様にコアなファンの支持を受けており、こうしたファンたちがある程度盛り上げてくれるであろうことが期待されます。

また将来的にはトレーディングカードゲームとしてプレーできるので、そこでまた非常に価値の高いカードも出てきたりする可能性も考えられますし、モナコインと同様に認知度が上がればその分更に活気づくと思われます。

フイスココイン

概要

時価総額 47,237,077ドル
発行枚数 5000万枚(FSCC)
主な特徴・機能 トークンエコノミーの構成
購入可能な取引所 ザイフ(取引所)

フィスコ仮想通貨取引所(取引所)

フィスココインの特徴

フィスココインはカウンターパーティというビットコインでもお馴染みのブロックチェーン上で作られた仮想通貨で、株式会社フィスコによって発行されています。

このフィスココインでは法定通貨(ドルや円など)を介す事無く、様々なものやサービスをやり取りできるようにするトークンエコノミー(仮想通貨経済圏)を構築していくというような目的で作られました

また元々は金融情報配信サービスを提供している会社で、フィスココインにより投資に役立つ情報を購入することが出来ます。

フィスココインの将来性

フィスココインの場合はビットコインなどとは違い、株式会社フィスコという発行元が存在していることから中央集権的になるので、この会社の信頼や業績によってその価値が影響してきます。

株式会社フィスコは仮想通貨取引所も運営しており、仮想通貨市場は全体的に今勢いがあり将来性もあるので、今後フィスコグループが発展していく余地が考えられることから、フィスココインの価格も上昇していく事も期待できるのではないでしょうか。

Xcp

概要

時価総額 156,969,000ドル
発行枚数 2,648,755(XCP)
主な特徴・機能 独自トークンの発行
購入可能な取引所 ザイフ(取引所)

XCPの特徴

XCPもペペキャッシュやフィスココインなどと同様にカウンターパーティで発行された通貨です。

このXCPを消費することにより個人でも独自のトークンを発行することができ、様々な目的でトークンエコノミーを形成することが出来ます。

XCPの将来性

今後は独自の通貨を発行して商売をするというビジネスの需要が増えていくと考えられている事から、XCPの利用価値も高まってくる事が期待されるので、将来的にも価格が上がっていく可能性も十分に考えられるでしょう。

カイカコイン

概要

時価総額 45億円
発行枚数 3億枚(CICC)
主な特徴・機能 カイカのサービス
購入可能な取引所 ザイフ(取引所)

フィスコ仮想通貨取引所(取引所)

カイカコインの特徴

カイカコインはフィスコグループ(株式会社フィスコ)である株式会社カイカが発行したトークンです。

フィスココインと同様にカウンターパーティー上で作られたもので、仕組み的にはビットコインと同じような形になります。

これもフィスココインと同様に、ビットコインの機能を持っていながらも、ビットコインのように非中央集権ではなく中央集権的なので、株式会社カイカ(フィスコグループ)の信頼や業績により、カイカコインの価格が左右されます。

このコインは元々は株主に仮想通貨を知ってもらうというような目的で配布されたもので、今のところカイカのセミナー本の購入以外には特に使い道がないようです。

カイカコインの将来性

カイカコインの場合は今はまだ利用用途が限られていますが、今後は様々なサービスで使えるようにする予定のようなので、それにより使えるシチュエーションが増えれば、その分期待できるのではないでしょうか。

ストレージコイン(元ストレージコインエックス)

概要

時価総額 ランキング圏外
発行枚数 500,000,000 (SJCX)
主な特徴・機能 分散型クラウドストレージサービス
購入可能な取引所 ザイフ(取引所)

ストレージコインの特徴

ストレージコインは、ユーザの余ったストレージスペースを提供しあう事で、ファイルをブロックチェーン上に保管することができ、ストレージを貸せば報酬としてストレージコインがもらえます。

ブロックチェーンが使用されることにより、従来のストレージサービスと比べてもネットワークスピードが速く、値段は10~100倍安く、そして高いセキュリティにより安全に利用することが出来ます。

ストレージコインの将来性

ストレージコインは現存のストレージサービスであるDropbpxなどよりも優位性がありますが、このコインにはsiacoinやfilecoinなどといったものもストレージコインと同様の性能を持っています。

このような仮想通貨の中でストレージコインがリードしていくのであれば、将来的にも期待できるでしょう。

ネクスコイン

概要

時価総額 36,452,763ドル
発行枚数 2000万枚(NCXC)
主な特徴・機能 ネクスグループのサービス
購入可能な取引所 ザイフ(取引所)

フィスコ仮想通貨取引所(取引所)

ネクスコインの特徴

ネクスコインはフィスコグループのうちの株式会社ネクスグループが発行する、カウンターパーティー上で作られたトークンで、ネクスグループが提供するサービス(海外旅行ツアーや野菜の購入など)を受けることが出来ます。

ネクスコインの将来性

ネクスコインは今後ネクスグループのこうしたサービスに加えて、ブロックチェーン技術を使った新たなIoTサービスでの利用も検討されています。

今はまだ同じフィスコグループのフィスココインやカイカコインと同様に、使い道が限られてきますが、このように実際に広く利用できるようになれば、その分将来性も高まると思われます。

今回、紹介した仮想通貨以外は日本にいたら購入する事が出来ない?

今回紹介したコインはすべて日本でも購入できますが、ダッシュコインなどそれ以外の注目すべきメジャーなコインも国内取引所で購入する事ができます。

逆にADAコインやトロン・verge・XPなど海外でしか購入できないものの、注目されているようなコインもあったりするので、そうした通貨も気になるというような場合は海外取引所の利用も視野に入れていくと良いかもしれません。