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イーサリアムの価格が上昇中!今後10年かけていくらまで上がるか大予想
仮想通貨の中でもビットコインに次いでの知名度と時価総額を誇るイーサリアムですが、今年に入ってから大きな値上がりを見せ、ますます注目を集めています。
スマートコントラクトシステムを実装しているイーサリアムは、資金提供や契約がより安全かつ迅速に行えることから、投資家だけでなく企業からも関心を集めビジネスシーンで多く利用されています。
この記事では、イーサリアムがなぜ価値上昇を続けているのかについて、詳しく迫りたいと思います。
初心者にも分かりやすい私がおすすめするイーサリアムの取引所は以下からどうぞ
順調に上がっていくイーサリアム、これまでの値動き
2017年11月14日時点ではイーサリアムの価格は、1ETH=332ドル(約37,700円)をマークしています。
今年に入って1月に1,000円ほどだった価格が6月に最高値の45,000円を記録し、半年間で45倍もの値を付けたことも話題になりました。
2014年の夏にはもともと1ETH=0.2ドルで販売されていたことを考えると、驚異的な数字ですよね。
たしかにイーサリアムはビットコインに次ぐ通貨だと多くの人が思っていましたが、なぜここにきてこれほどまで価格が上昇したのでしょうか?
まぁイーサリアムも頑張ってますし、上がるときはあがるので。
ただアルトコインは今40000が天井感ありますからいつその意識はずれる材料が来るのかなという。
モナコインは買うだけでなく稼ぐ事も出来るのでそれも面白いですよ(ゝω・)— クロえもん☘️時は来た! (@bobune333_114) November 8, 2017
なぜここまで?イーサリアムが高沸する理由を考えてみた。
イーサリアムが高沸した理由は複数考えられますが、その応用性の高さにあると思います。
ビットコインは取引の内容を記録するものですが、イーサリアムではさらに取引と契約内容をネットワーク上に残せる通貨なのです。
通常、なんらかの契約をするときは書類に内容を残したり第3者機関を仲介しなければならないため、時間と費用の面で手間がかかることが多いですよね。
スマートコントラクトシステムと呼ばれるイーサリアム独自のシステムは、ブロックチェーンに契約の内容を書き込む仕様が用いられています。
つまり、従来のように○○さんが××さんに△△円渡すという情報だけでなく、○○さんが送金したら、××さんは商品を提供する。といったより細かなことまでネットワークに書き込んで保存できるんです。
しかもブロックチェーンは複数のパソコンを使って履歴を管理するため、後から改ざんをしたり不正を働くことができません。
大きな企業が企業間の資金取引にこのシステムを取り入れたり、イーサリアムをベースにして新しい通貨が続々と誕生し、順調に規模を拡大してきました。
さらに今年に入ってから、E.E.Aと呼ばれる企業連合のメンバーにトヨタやサムスンなどの世界的な企業が加わる事や、国連にも導入されるといったニュースが続き価格上昇につながりました。
その他にもメトロポリスと呼ばれるアップデートへの期待も値上がりの一因であると言われています。
ロシアのプーチン大統領がイーサリアムの大統領と会談した!?
続》クレムリンの声明によれば、プーチンは、サンクトペテルブルク経済フォーラムの傍ら、イーサリアムの創業者ヴィタリック・ブテリンと会い、ロシアでブロックチェーン技術を実装するための現地パートナーとの協働関係を構築する計画を支持した。https://t.co/Zow4ePArGh pic.twitter.com/Zv0Zvbslse
— やのっち(。・ɜ・)d (@_yanocchi0519) 2017年6月23日
6月にロシアのサンクトペテルブルクで行われた国際経済フォーラムにおいて、プーチン大統領とイーサリアム開発者のヴィタリック・ブテリン氏がブロックチェーン技術について話し合ったそうです。
プーチン大統領はブロックチェーンを用いて、物品の追跡・身分証明書の作成・所有権保護のシステム構築から初め、将来的にはロシア国内でビジネス的な展開をしたい考えです。
これは大きなニュースとして各所で報じられましたが、以前からロシア政府は仮想通貨とブロックチェーン技術に並々ならぬ関心を寄せていました。
9月にはイーサリアムとロシア国有開発銀行が提携を発表したり、国内初のブロックチェーン研究所を開設したりと政府がブロックチェーンにおいてリードをとるための下地作りを着々と進めています。
イーサリアムの実用性について改めて考えてみた
先ほども書きましたが、イーサリアムの最大の特徴はスマートコントラクトシステムにあります。
迅速かつ確実に契約を執り行えるこのシステムは、さまざまな業務の合理性を格段にあげることができると言われています。
それは資金取引だけでなく、あらゆるジャンルに応用できる画期的なシステムです。
すでに現時点でも、音楽配信サービス・飛行機の遅延保険・公的機関での機密文書の取り扱いなどあらゆるジャンルでイーサリアムの応用が始まり、運用がスタートしています。
さらにビットコインに比べて処理速度が速いということも利点として挙げられます。
平均してビットコインは1秒に3件、イーサリアムは5件の取引を処理することが可能で、実用的な面でも大きなポテンシャルのある通貨です。
イーサリアムの価格の上昇に関与するメトロポリスとは?
速報:Gethに緊急アップデートがリリースされました。ビザンチウムでEVMにDoS脆弱性が発見されたため至急アップデートをおこなってください #イーサリアム #Ethereum #仮想通貨 $ETH #ブロックチェーン #メトロポリス #ハードフォーク https://t.co/OEyQMEzqnI
— 墨汁うまい(Bokujyuumai) (@bokujyuumai) October 14, 2017
イーサリアムは全部で4段階のアップデートを計画しており、過去に1.フロンティアと2.ホームステッドを完了させています。
メトロポリスというのは3番目のアップデートの計画の総称で、2回に分けて行われます。
第1段階がビザンチウム・第2段階がコンスタンティノープルと呼ばれ、この2つのステップを経てメトロポリスが完成されます。
メトロポリスでは4つの面でアップデートがなされます。
- ・セキュリティ向上
イーサリアムには過去にThe DAOと呼ばれたプロジェクトをハッキングされ、65億円相当のイーサリアムが盗難された事件の例があります。
それ以来セキュリティの精度を上げることはイーサリアムや仮想通貨の命題でありました。
今回のアップデートでは、ランダムに割り当てられたものではなく利用者が自分で秘密鍵を設定できるようになりました。
- ・マイニングシステムの変化
これまでマイニングはプルーフオブワークと呼ばれる、計算スピードを競うようなものでした。
そのため大量の電力が必要となり、企業や国家などの大規模な設備を持てるところが実質的に権力を持ってしまいます。
メトロポリスでは段階的にマイニングの難易度を上げることで、マイナーの数を減らしていきます。
最終的にはプルーフ・オブ・ステークと呼ばれる、最も多く通貨を持つ者が承認を行うシステムに変更するようです。
- ・スマートコントラクトがより簡単に
イーサリアムの特徴でもあるスマートコントラクトですが、今までは取引が実行されたか確認するためには全データをダウンロードするかデータを参照するための外部機関を利用しなければなりませんでした。
メトロポリスでブテリン氏が考案したEIP658という技術を導入した後は、利用者が簡単に取引の状況を確認できるようになります。
- ・匿名性の改善
ゼロ知識証明の一種であるzk-SNARKsという技術が実装されます。
ゼロ知識証明とは暗号学の理論でパスワードを入力しなくても、ランダムな確認作業を行うことでその人がパスワードを知っているということを証明する技術です。
匿名性の高い取引ができるため、ハッキングなどのリスクが減ります。
メトロポリスはいつ行われると予想されてるの?
第1段階のビザンチウムはすでに10月16日にハードフォーク(分裂)が成功しています。
第2段階のコンスタンチノープルは、2018年の2月に行われイーサリアムが3番目のメトロポリスになると見られていました。
しかし11月上旬にイギリスのシステム会社がトラブルを起こしてしまいました。
同社が提供するウォレットサービスに重大な脆弱性が見つけられ、ハッキングの恐れがあるといったものです。
これにより510,000ETH(日本円で185億円)が凍結される事態となり、解決のためにハードフォークが早まるのではないかと予想されています。
イーサリアムの価格予想!東京オリンピックのある2020年までどれだけ上昇するか
仮想通貨市場は短期間で情勢が変わることが多いため、断言はできませんが…
投資家や識者の間では、2020年の東京オリンピックまで上昇を続けるのではないかといった意見が多く出ています。
具体的な価格については意見が割れるものの、50,000円から100,000円まで上がると予想した人が多かったです。
イーサリアムはJPモルガンやマイクロソフトなど世界的な企業の後ろ盾があること、様々な国家と提携しシステム開発を進めていることなどから日本国内でも利用者が増えるとされています。
イーサリアムは将来ビットコインと並ぶ?むしろ追い越す可能性も
仮想通貨を取り扱うサイトでは、しばしばビットコインとイーサリアムが比較されています。
各種仮想通貨の市場価格をデータ化しているCoinmarketcapによると、2017年1月には仮想通貨全体の価格の割合はビットコインが80%を超えていました。
しかし
同年5月には、50%を切っています。
一方でイーサリアムは、10%以下だったシェアをわずか4か月後には30%まで伸ばしています。
時価総額でいうとビットコインが4兆円でイーサリアムが2兆円ほど。
2倍の差はありますが、これまでの成長率で考えるとイーサリアムがトップに躍り出る可能性も十分にあります。
大手情報サイトのBloomburgが仮想通貨投資会社の代表オラフ・カールソン=ウィー氏に行ったインタビューで、「2018年末までにビットコインはイーサリアムに追い抜かれる」といった旨の発言がされました。
本当にそうなれば、来年の今頃は仮想通貨を取り巻く情勢も大きく変化しているでしょうね。
仮想通貨ビットコイン、時価総額で2番手イーサリアムに抜かれる恐れ
値下がりの可能性は?ビットコインに学ぶ分裂へのリスク
様々な仮想通貨がそうであったように、イーサリアムはこれまでたくさんの問題を乗り越えてきました。
2016年のThe DAOに端を発する分裂問題などがその代表です。
しかし、イーサリアムはビットコインとは違い元々ハードフォークを前提に作られた通貨なので、現行のイーサリアムまだテスト段階のプロトタイプなのです。
それに予想外の問題を乗り越えるだけの強固な地盤を得ているため、仮に暴落しても復活できる力を持っているのは現段階で疑いようがありません。
イーサリアムを扱う取引所
国内イーサリアムが利用できる取引所は5か所あります。
・bitFlyer
国内最大手の仮想通貨取引所です。
日本円でイーサリアムが購入でき、アルトコイン販売所で買う場合は手数料がかからないのもポイントです。
サポートも充実しているので、仮想通貨ではじめて投資を行う人にもおすすめです。
・Coincheck
アルトコインの取り扱い種類が13種類と、国内最多の取引所です。
コインチェックは操作画面が分かりやすくシンプルなのも、初心者に親切だと利用者から支持されています。
クレジットカードで仮想通貨を買う場合は手数料が割高なため注意です。
・zaif
自動積立などのユニークなサービスが特徴のZaifですが、2017年10月からイーサリアムの取引がスタートされました。
手数料が低いので、余計なコストをかけたくないという人に最適です。
・コインエクスチェンジ
様々な国のお金で仮想通貨を購入できる取引所です。
取引の操作が難しいことが難点として挙げられますが、FX経験者などなら問題なく操作できます。
手数料を値下げするキャンペーンを定期的に行っているため、コストを抑えたい中級者以上向けと言えます。
・GMOコイン
9月27日よりイーサリアムの取り扱いを始めたGMOコイン。
FX市場での実績があるため、売買のシステムが分かりやすく作られています。
高性能のアプリもリリースされており、スマホでもレベルの高い取引が可能です。
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